架空オーダー
宅配ピザの注文受付は、デリバリーもメイクも関係なく、店内にいる手の空いているスタッフが電話を取ります。
電話では、「ご注文担当の○○です。」とか言ってますが、注文受付専門のオペレーターやスタッフがいるわけではなく、実際はデリバリー担当だったりします。(笑)
この注文受付ですが、慣れるまではオーダーをPOS端末に入力する作業が難しく、電話のとり方を覚えたての頃は、ホントにテンパリます!!
タッチパネルのPOS端末に、数十種類のメニューのボタンがずらーっと並んでいるのですが、たくさんありすぎてどこに目的のメニューがあるのか見つけるのに一苦労です。
しかも、メニューが豊富すぎて複数のページに分かれています。
慣れてこれば、「あぁ、テリヤキチキンピザは2ページ目だな。」といった具合に、ボタンの場所を覚えてくるのですが、慣れるまでは順番に追って探していかなくてはいけないので、ホントに大変です・・・。
お客様の住所も、リピーターのお客様ならすでに入力されているので目視で確認するだけですが、新規のお客様の場合は、ゼロから全て入力しなくてはなりません。
しかも、
お客様はこっちの状況も知るはずがなく、すらすらーっと住所をおっしゃいます。(^^;
手書きのメモならまだしも、タッチパネルでそんなに早く入力できません!(笑)
しかも、マンション名などが長くて複雑だったりした場合は、何度も聞き直さないとわからなかったりします・・・。長々お待たせして申し訳ありません。
でもシステムの都合上、全部入力しないと次の画面に進めないんです。
そんなこんなで、新規の場合は住所の入力だけで、すでにいっぱいいっぱい。
なので、オーダーもなるべくお待たせしないよう急いで入力します!!
電話代もお客さんもちですからね。急ぎます。
が、
お客様のしゃべるスピードが早いので追いつきません。
口では次の注文を聞いてますが、入力する手が追いついていません。
それであたふたとテンパってしまい、新人の頃は最後に行うオーダーの再確認を忘れてオーダーを復唱しないことも何度か・・・。
それが原因で、とある事件を起こしてしまいました。
架空のオーダーです。(笑)
頼まれていないメニューを間違って押しちゃっていたようです。
あろうことかオーダーの再確認を怠っていたため、注文時に間違いに気がつくことができませんでした。
違うピザと間違えたのならお客様も、「あれ?これだったかなー?まいっか。」程度で食べちゃって気が付かない場合もあるかと思いますが、(笑)
今回は、種類ではなく数量が違います!
パスタを2個注文したはずが、余分に1個ついて3個もお届けしちゃったようです。
さすがにこれはお客様も気がつきます。
だって種類が違うのではなく、数が違うのですから。(笑)
もちろん、その分のお代はいただかずパスタも回収です・・・。
大変ご迷惑お掛けいたしました。ヽ(;´Д`)ノ
でも、足りないよりはマシ!!
・・・ですよね。(開き直り)