ピザ屋さん-アツアツのおいしさと笑顔の裏側
pizza-ya.com
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カミナリオヤジ

ポスティングをしていると、いろいろな住人の方に出会います。

「ごくろうさま~」と、
優しく声をかけてくれるおばちゃん。

「ありがと~」と、
笑顔で受け取ってくれるおねーさん。

「おぅ!」と、
粋の良い返事をして受け取ってくれるおっちゃん。

「ありがとぉ~♪ピザだー!」と、
すっごく嬉しそうに受け取るチビッコ。


そーいう、良い人ばかりならいいのですが、

いるんです。

嫌ぁ~な人間も。



とある、2階建てアパートにチラシを配りに行ったときのこと。

外の階段を上って2階へ行くわけですが、階段はよい具合にさびて赤茶色。

ザラザラの手すりに触ると、手にさびが付着して鉄の匂いがします。

階段を1段上るごとに、階段の上についているトタン屋根もいっしょにミシミシと音を立てます。


そんな、かなり年季の入ったおもむきのあるアパートです。

廊下には電気も窓もなく、昼間なのに真っ暗。

人が住んでるのか住んでないのかも分からないくらい静かな建物でした・・・。


ちょっぴり恐怖を感じながらも、恐る恐る2階へ行くと、誰かがシャワーを浴びている音が。

空室はあるものの、どうやら人は住んでいるようです。


真っ暗でなんだか不気味だったので、チラシを配ってさっさと帰ろうと思い、ドアポストにチラシを入れようとしました。


が、ドアにポストはついていません。(・∀・;)


で、郵便受けを置いてある部屋も数部屋ありますが、ほとんどの部屋に郵便受けはありません。

1階にも集合ポストはありませんでした。


このアパートの住人には郵便物をどうやって届けるんだ???


などと考えていると、よく見れば各部屋のドアの下の隙間に郵便物やチラシが挟まっていました。

なるほど。

このアパートはドアの隙間がポストなのね!(笑)


で、同じように自分もドアの下の隙間からチラシを入れていました。

2~3部屋チラシを入れたとき、突然いきおいよく奥の部屋のドアが開き、おっさんが大きな声でどなりました。

おっさん
「やい、こら!!」

「そんなゴミはいらん!!入れるな!!」

「廊下中ゴミだらけになるだろ!!」

「誰もピザなんか食わん!!」

「おまえのとこのピザなんか売れん!!」

「ゴミ全部もって帰れ!!」

「二度とくるな!!」

はぁ?(゚Д゚ )


このおっさん何だか知りませんが、いきなり怒りMAXです。そんな勢いよく怒鳴られても、こちらも意味が分かりません。

ゴミ?

そりゃ確かに不要な人にとってはゴミには変わりありませんが・・・。

でも、ピンクチラシや金融広告などに比べれば、まだ役に立つゴミじゃない?(笑)

というか、アパートの大家でもないあなたに、このアパートの住民の宅配ピザを食べる権利を奪える資格があるのですか?

しかも、「誰もピザなんか食わん!!」って、おまえはここの住人の好き嫌いを把握しとるのか!?

そんな上から目線でゴミゴミ言いやがってーーー!!

こっちだって好きでメニュー配ってるわけじゃねーよ。

よく聞けば、「おまえのとこのピザなんか売れん!!」とまで言われましたが、毎日ヒマながらも数十件の注文を頂いてますけども・・・。(笑)


もう少し、思いやりというか常識的な節度のある言葉でチラシを断る言い方はできないんですかね?

人間として初対面でいきなり怒鳴るのはどうかと思いますが・・・。
いきなり怒鳴られて、しばらくの間かなり不愉快でした。


こっちも無理やり配ってるんじゃないんだから、一言「不要なので配らないで下さい。」って言ってくれりゃー帰るのにさぁ。

怒鳴るくらいだったら、入り口にチラシお断りとか書いとけっつーの。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加