クーポンさぎ
ほとんどのピザ屋さんには、500円引きなどの割引券だったり、デザートやチキンが無料でもらえるクーポン券があります。
これらは、チラシと一緒に配られたり、お得意様へDMで贈られたりします。
もちろん、クレームのお詫びや配達が遅れたときにもお渡しすることがあります。
そんな各種クーポンですが、自分の場合は、配達先がキレイなおねーさんだったら無条件で渡しています。(笑)
というのは半分冗談で、本来は配達が遅くなった場合に差し上げる用に、常にデリバリーはクーポン券を持ち歩いてたりします。
自分の場合は、特に嫌なお客様でなければ、配達に遅れていなくても無条件で渡しています。(笑)
他のデリバリーはクーポンをくれないのに、なぜかやたら毎回クーポンをくれるデリバリーがいたら、
恐らく、それは私です。
「ホームページ見てるわよー。」と声をかけてくれれば、もっとクーポン差し上げますよ。(笑)
さて、そのクーポン券ですが、これには有効期限があります。
通常は、発行から1~2ヵ月後だと思います。
ご使用の際には、有効期限を確かめてからご注文してください。
期限切れのクーポンは無効となり、各種割引やサービスが受けられなくなってしまいますので!
・・・あたりまえですね。(笑)
ですが、有効期限が切れたクーポンを使うお客様が意外とたくさん多くいます。
有効期限に気が付いているのかいないのか当たり前のように何食わぬ顔してクーポンを渡されます。
ほとんどのクーポンは、事前に注文の際に言わないと使えません。
そりゃそうですよね、配達に行った先でクーポン出されてポテトくれって言われても、用意していませんから。(笑)
配達前にクーポンの使用を前提として、割引を適用した伝票を発行しているので、電話注文の際にクーポン使用の旨を伝えなかったり、会計時にもらったクーポンが無効の場合は、会計の再計算やサービスの商品を持って帰ったりしなければならず、こちらの勝手な都合ですが、いろいろと面倒くさいのです。
なので、自分の場合は、これまた特に嫌なお客様でなければ(そのときの気分にもよりますが)
- ピザ屋@ume
- 「あ~、有効期限すぎちゃってますねー。
じゃー今回だけ特別にこちらで処理しておきますので次回からは気をつけてくださいねー。」
と言って、そのまま期限切れのクーポンを回収しちゃいます。(笑)
まじめなスタッフの場合は、丁寧に断っているらしいですが・・・。
あ、店長には内緒にしてくださいね。(笑)
で、今回も期限切れのクーポンを使おうとするお客様が。
その日は、3月11日でした。
伝票には、「サービス:フライドチキン ¥0」と印刷されており、クーポンを使用してフライドチキンが1つ無料になっています。
そして配達に行くと、
これまでに見たこともない、ちょっと多きなクーポン券をわたされました。
なんだこれ?見たことないクーポンだぞ?(・ω・ )
よーく見ると、確かに当店のクーポンです。
裏面を見ても、他のクーポン同様のことが書かれています。
有効期限も3月15日で、ギリギリ期限は切れていません。
・・・!!!Σヽ(゚Д゚; )ノ
よ~く見ると、有効期限が
平成18年ではありませんか!!!
今年は、平成19年です。
一年前の3月15日まで有効です!!
1年間も、どこに保管していたのでしょう。
危うく、普通に受け取ってしまうところでした。(^^;
さすがの私でも、1年も前のクーポン券は処理し切れません。(笑)
店に戻り、このお客様の注文履歴を見てみると、この1年以内に何度も当店をご利用されています。
だったら、もっと前にも使おうと思えば使えたはずです。
もしかして、クーポンの期限が切れてしまったので来年の3月15日に近づいた頃に使えば、1年前の3月15日までだということを、ごまかせるとでも思ったのでしょうか?
なんてズル賢いんだ・・・。
今度、自分も期限切れのクーポンがあったらこの方法を使わせてもらおうっと♪(笑)