雨上がりのマンホール
宅配ピザのバイクは、タイヤが3つ付いている三輪のバイクだったり、普通の原付と同じ2つのタイヤのバイクだったり、いろいろな種類があります。
うちの店のバイクは、タイヤが3つ付いているジャイロとキャノピーというバイクを使用しています。
後輪がふたつついているので安定感がバツグンで、カーブなどでけっこう傾けて曲がっても転びにくいです。
とはいえ、あまり車体を傾けると、当然荷台も傾くことになるので、ピザを崩さないように配慮して曲がるときはそんなにオーバーに車体を傾けることはありませんけどね。(笑)
そんな三輪車で配達をしているので、普通の原付バイクと違って「ほぼ間違いなく転ぶことはない」という安心感があります。
そのため、鼻歌を歌いながら油断しまくりで運転していることが多いですが、さすがに雨の日は気を付けて運転しています。
とにかく経費削減で数字にうるさいので、デリバリーが使用するバイクのタイヤも、限界ギリギリまでつかいます。
けっこうツルツルになってるタイヤでも、しばらく交換してくれません。
(車検などで法的に強制的に、替えざるをえない場合は替えますが。笑)
そんなわけでツルツルのタイヤが多いので、雨の日は滑りやすいです。
特に雨の日のマンホール。
雨の日のマンホールほど怖いものはありません。
普段は歩いていたり車に乗っているときはマンホールの位置なんてあまり気にしないことが多いかと思いますが、このマンホールは、まるで計ったかのようにやたらと原付の通りそうな場所にたくさん設置されています。
交差点の中央の左側とか。
図で表現するとこんな感じです。
↓
超絶いい感じの軌道上に、マンホールがあったりします。
もうね、こればっかりは下水道や地中の事情で仕方がないことだとは思いますが、原付を狙ったワナにしか見えません。(笑)
マンホールって、濡れるととくに滑りやすくなるんですよね。
マンホールをみつけたらなるべく避けて曲がるようにはしていますが、交差点の広さやその時々の交通の流れによっては踏んでしまうことも多々あります。
マンホールで後輪がスリップしたときのヒヤヒヤ感は、けっこう焦ります。
雨が降っていれば、当然気を付けよう!という意識がありますが、よく油断するのが雨上がりで、雨は降っていないけど道路が濡れている時。
アスファルトの方は先に乾いちゃってても、マンホールだけ濡れてる場合もあります。
これがうっかり油断してマンホールの上を通って曲がっちゃうんですよね・・・。
配達の帰りならまだしも、配達前だとかなりヒヤヒヤです。