ウーロン茶忘れてゴメンナサイ
ピザ屋さんで働いているスタッフは、ピザを作る専門の「メイキング(インストア)」と、ピザをお客様の元へ配達する専門の「ドライバー(デリバリー)」に役割が分かれています。
ピザの材料の仕込みをしたり、注文通りにピザを焼くのはメイクさんのお仕事ですが、ドリンクやアイス・デザート等のサイドメニューの注文があった場合は、それらはデリバリーが自分で冷蔵庫から出して配達に行きます。
なので、ドリンクやデザート用の冷蔵庫は、デリバリーが取りやすいようにお店の出入口の近くに置いてあったりします。
そして、ドリンクなどの冷たいサイドメニューは、熱いピザと一緒に冷たいままでお届けする為に、ピザとは別の保冷バッグに入れてお届けします。
当店では、少しでも冷たい状態でお客様へお届けできるように、配達の直前まで冷蔵庫から出さずに保冷しておきます。
しかし、そんな気配りがときどき大事件に発展することも・・・。
混雑時など配達予定時刻が迫ってしまい急いでいる場合や、地図を覚えるのに必死で余裕がない場合などに、ついつい冷蔵庫に忘れたまま出発してしまいます。(笑)
もちろん出発前にオーダーの確認はするのですが、気付かないときはホント気付かないのです・・・。
「Mピザ2枚、よし!」「ドリンク2本、よし!」とか言ってるのに、手に持ってないのになぜか持ってるつもりになっちゃってることがあります。
気付いたときには、すでにお客様の家の前だったり。(笑)
今回は、うかつにもウーロン茶2本をお店に忘れてしまいました・・・。
気が付いたのはお客様の家の前で、完全に手遅れな状態。
今回は、大変申し訳ないのですがお客様に丁重に謝罪をしてキャンセル扱いでご返金しました。
そして、店に戻ってから店長に報告すると、ボソっと一言。
- 店長
- 「あ~ぁ、売上240円へっちまった。」
・・・ゴメンナサイ、後でドリンク2本買って帰るので許してください。(ノД`)