夜の病院への配達
つい最近、新病棟が増設されたばかりの某病院へ配達に行ってきました。
注文をいただいた際に、
- お客様
- 「古いほうの建物の1階の事務室に配達をお願いします。」
と言われました。
よくわからないが、とりあえず来ればわかるとのこと。
で、実際に配達に行くと、確かにくっきり色の違う新しい建物と古い建物が。
2つの建物は隣接されており、連絡通路でつながっていますが、明らかにどちらが古いかはわかりました。。
建物の外から入り口を探しましたが、夕方に配達にいったため、こんな案内ボードがかけられていました。
「本日の受付は終了いたしました。
緊急の場合は新館の夜間窓口へお越しください。」
とりあえず、古い建物の入り口はカギが閉まっていて入れないので、新館の夜間窓口へ行ってみました。
が、窓口のロビーにはお客さ・・・患者さんがたくさんいて、あきらかにピザ屋さんがやってくる雰囲気ではありませんでした。場違い。(笑)
なので小心者の自分は、あえて窓口を避け院内から古いほうの建物へ行き、事務所を探すことにしました。(おとなしく窓口で聞いておけばいいのに。)
夕方の病院、すでに業務が終了しているため、通路は非常灯とほのかな照明のみで薄暗く、人ひとりいません。
けっこう恐いです。(;´Д`)
で、薄暗い病院の中をうろうろさまよい、やっと見つけました。
奥の、さらにおくに!
来ればわかるとか言っておきながら、あきらかに関係者以外わからず、知る人ぞ知るってなくらい、奥の奥の分かりにくいところにありました。(笑)
で、ノックして部屋に入りましたが、誰もいません。
あれ?ここじゃないのかな?
でも、古いほうの1階だし、部屋のドアには「事務所」って書いてあるし・・・。
大きな声で呼んでもだれもいません。
人気が全くありません・・・。
ものけのからってやつです。(笑)
で、困ってしまい、いつものように電話でお客様へ確認を・・・
・・・しようとしましたが、ふと1枚の張り紙が目に留まります!!
「医師・看護士への警告!
院内での携帯電話の使用禁止!
医療に影響を及ぼすため厳守すること!」
ガーンΣ('∀`;)
そうだ。
いま自分がいるところは病院だった・・・。
客にも店にも電話できねーじゃん!!(笑)
で、どうしようかとオロオロしているところへ看護士さん登場。
- 看護士さん
- 「あ、すいませんずっと待ってました?
ちょっと仕事してたもんで・・・。」
いやいやいや、こっちもお仕事で来てるんですけど。(笑)
突然の急患が入って、医師看護士が総動員で出動したような勢いで事務室はものけのからでした。
事務所にはカギもかかってないし、わかりにくい場所にあるとはいえ、一般の人でも病院の入口から普通に入ってこれるので、こんなところに普通にカバンや個人情報満載なカルテなどを置きっぱなしにしてるといつか空き巣にはいられますよ?!